ハーモニーフィールズ

4代にわたる伝統音楽演奏家を受け継ぐ笛奏者

ヨーラン・モンソンは、スウェーデンのフォーク音楽シーンにおいて、最もエキサイティングでダイナミックなリコーダー/フルート奏者として北欧で広く知られている。

全長1.6メートルの巨大笛「コントラバス・ブロックフルーテ」はじめ、8種類以上のリコーダー、フルート、ホイッスルなどを使いこなす。 ヨーランの笛からは、ベースの様に低い音から鳥の声のような高い音まで、笛という概念を超える演奏スタイルが魅力。

北欧を代表するグループ ヤァラルホーン Gjallarhorn、 サーレク Sarekのメンバー。 その他、Frispel、Månsson & Åbergなど様々なバンドやユニットのメンバーとしても活躍。また、自身のヨーラン・モンソン・バンドでは、“伝統”と“アグレッシッブ”の境界を音楽 として見事に成立させている。

現在は、母校のストックホルム王立音楽学院やインゲスンド音楽大学、フィンランド・ヘルシンキにあるシベリウスアカデミー、ノルウェー・オスロ、デンマーク・オーデンセの音楽学校でも フォークミュージックを教えている。

ヨーラン・モンソンは、1967年スウェーデン中部に位置するオンゲという町に生まれた。両親は2人ともオンゲの近くにあるハヴェロという小さな村の出身で、幼少のヨーランは祖父母が 住むこの村によく遊びに行っていた。

母方のルーツは4代にわたるフィドル奏者の伝統音楽演奏家で、子供の頃は伝統音楽ばかり聴いていたが、10代の頃はマハヴィシュヌ・オーケストラに のめりこみ、シャクティ、ジェスロ・タル、ジェフ・ベックが彼のヒーローだった。この頃、ロックバンドでドラマーとして頭角を表した。

しかし19歳の時、自らの楽器として 子供の頃に出会った笛に専念することを決意。ストックホルム王立音楽学院に入学。卒業後はバロックやルネッサンス等のクラシック音楽、ジャズなどあらゆる音楽を演奏してきた。

だが、どんな音楽を演奏していても、心はハヴェロ村の伝統音楽にあった。ヨーランの演奏する楽曲は、曾おじいちゃん達が残した 美しい結婚行進曲や、スウェーデンのダンス音楽ポルスカなど をベースに、彼のアレンジが加わり、多くの人々に愛される作品を残している。

またオリジナルも、ビートとエッジの効いたものから、ヨーラン自身の娘の為に作曲したワルツなど、名曲を多数生んでいる。

ヨーラン・モンソンは、単なる経験豊かな笛奏者ではなく、リズムにも大変優れている。ヨーランは、笛に合わせて自らシンプルな パーカッションをたたき、リズミカルなアクセントをつける。それでいて、笛だけでも充分にリズミカルな力強さがあるのだ。
 -ウプサラ・ニュー・マガジン

LINK ヨーラン・モンソン参加グループ

Gjallarhorn ヤァラルホーン Web Site
Gjallarhorn ヤァラルホーン(ノルディック・ノーツ)