ハーモニーフィールズ

クラヤ Kraja

「ドイツ ライプツィヒ・ゲヴァントハウス公演が絶賛! 天使のような歌声、信じられない美しい声と素晴らしいハーモニー。それはまるで魂に流れ込むバルサム(香油)のようだ。」
 --イゼベル・イトゥッリアゴイティア評--

「クラヤは北欧音楽の集結型だ。アカペラでスタートし、4つのパートを完璧すぎるフォームで歌っている。シャープで且つ さざ波のような、少しの不和もない4声だ。」
 -- Mikael Strömberg, Aftonbladet --

クラヤは女声4声によるトラディショナル・ソング・ヴォーカル・カルテット。 2002年活動開始、2005年のデビューアルバムがヒットし世界にその名を知られるようになった。 メンバーはリサとエヴァのレスタンデル姉妹に、リネア・ニルソン、フリダ・ヨハンソン。 楽器を一切排除した完全なるアカペラ・ソング・グループである。

音楽専門の学校で出会った4人は、多くの時間を心をあわせて唄うことに費やした。 「キューリング」というスウェーデンに伝わる伝統歌唱法も習得し、それぞれが生まれた土地に残る伝承歌を唄いはじめ、 「Umea Folk Music Festival in 2002」の初コンサートを行う。 その後、2005年、2008、2010年とアルバムを発表。

スウェーデンの伝統音楽を4人のアカペラで歌うそのスタイルとアレンジは、 ユニークなポリフォニーのサウンドを有し、スウェーデンで最も注目すべきボーカルグループの一つとして高い評価を受けている。 スウェーデンやドイツを中心に、ヨーロッパ各地でその美声を披露しており、 レパートリーはスウェーデン各地に残るラヴ・ソング、ララバイ(子守唄)、 リリジャス・ソング(賛美歌)等を厳選している他、オリジナルをも収録している。

特筆はこれらレパートリーのアレンジにあり、非常に表情豊かに歌われている。 メンバーのソロが混声へと移行するあたりや、ハーモニーの付け方等は正に絶品。 野原をすり抜けるそよ風のような心地好さと、時折除かせる叙情が心に染み渡るかのよう。 スウェーデン・グラミー賞にノミネートされたアルバム 「Skaren: Norrland III」 にはゲストとして招かれた。 これまでリリースしたアルバムは3枚。上の Jag sag dig はオリジナル曲中心の最新アルバム「Brusand Hav (2011)」 に収録されている。

クラヤのサウンドの特徴はユニークなサウンドとポリフォニー。 メロディーが幾重にも重なり、不思議な世界へと誘い、目の前に北欧の森が広がります。

キューリング kulning
スウェーデンの伝統歌唱法。スウェーデンでも歌う者が少なくなった伝送唱法である kulning (牛飼い唱法)を習得している。 キュールニング(kulning)とは、夏、牛飼いが牛を山の奥に連れていった際、 遠くの仲間と連絡を取り合ったり、オオカミの声の真似をして追い払ったりするために使った唱法。 広大な森と湖の地で放牧を営む牛飼い同士、かなり遠距離から意思疎通を図ったり、 放牧した家畜を呼び集めるために、女性が非常に高い声を自在に操る「キュールニング(牛飼い歌唱)」という意思疎通方法が発達したと言われ、 温度や湿度に合わせて「のどの音」を選び、腹式で裏声ではない高音を作り上げる。そうして生まれた声は、なんと3~4キロも遠くまで届く。