ハーモニーフィールズ

北欧笛の魔術師 ヨーラン・モンソン

スウェーデン中北部の村「ハヴェロ」。 ヨーラン・モンソンは1967年スウェーデン中部に位置するオンゲという町に生まれた。 両親は2人ともオンゲの近くにあるハヴェロという小さな村の出身で、幼少のヨーランは祖父母が 住むこの村によく遊びに行っていた。

四代に渡る伝統音楽演奏家の家系で、幼い頃から伝統音楽を聴いて育った。10代の頃はロックに傾倒した時期もあったが、19歳の時自らの楽器として子供の頃に出会った笛に専念することを決意。 ずっと心の中にあったハヴェロを拠点に活動をはじめた。この村には代々伝えられた名曲があり、2013年日本でアルバム「ハヴェロ村に伝わる結婚行進曲」をリリース。 “幸せの村”とも呼ばれるこの村の音楽が日本で広がることとなった。

2010 年よりハヴェロ村で「フォークフルートアカデミー・ハヴェロ」夏期講座を開催。この講座には、これまでスウェーデン、フィンランド、ノル ウェー、フランス、そして日本からも参加。 日本支部もあり、その輪が広がっている。故郷を音楽で復興する、この活動が認められMittnordiska kulturkommittens kulturpris2018を受賞。 <ノルウェー、スウェーデン、フィンランドそれぞれの国の真ん中(首都ではなく地理的)の地域からなる組織で その地域の中で功績のあった人や団体が選ばれるという賞>

このコースとコンサートには毎年スカンジナビア諸国や他の国々からの参加者がいる。 2009年より講師陣とミュージシャンは例えば、Ale Moller(アレ・メッレル)、MatsBerglund(マッツ・ベルグルンドゥ)、Kristina Ilmonen(クリスティーナ・イルモネン)、 Steinar Ofsdal(ステイナール・オフスダール)等。

ヨーラン・モンソンは、スウェーデンのフォーク音楽シーンにおいて、最もエキサイティングでダイナミックなリコーダー/フルート奏者として北欧で広く知られている。 全長1.6メートルの巨大笛「コントラバス・ブロックフルーテ」はじめ、8種類以上のリコーダー、フルート、ホイッスルなどを使いこなす。ヨーランの笛からは、ベースの様に 低い音から鳥の声のような高い音まで、笛という概念を超える演奏スタイルが魅力。 母校のストックホルム王立音楽学院やインゲスンド音楽大学、フィンランド・ヘルシンキに あるシベリウスアカデミー、ノルウェー・オスロ、デンマーク・オーデンセの音楽学校でもフォークミュージックを教えている。