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MAIJA KAUHANEN
マイヤ・カウハネン
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伝統楽器と唄で贈る 「フィンランドの聖夜」
北欧の音楽家に与えられる最高峰の栄誉<Nordic Council Music Prize 2023>受賞

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​来日公演  Japan Tour 2023

BULGARIA

​   ツアー詳細こちら  

​12/9(土) 島根 安来市総合文化ホール

12/12(火) 東京  武蔵野スイングホール SOLD OUT

12/13(水) 東京  南青山 BAROOM

12/16(土) 愛知  幸田町民会館

12/17(日) 兵庫 神戸 ジーベックホール

​最新ニュース Topic​ (2023/10/31)

今、世界で最も注目されているフィンランド発の音楽
「ワンウーマン・オーケストラ / マイヤ・カウハネン」

快挙! マイヤ・カウハネン <Nordic Council Music Prize 2023> 受賞

10/31 ノルウェーの首都オスロに建つ「オスロ・オペラハウス」で授賞式。 日本人の私たちにはピンとこない賞ですが、1965年以来高い芸術的水準の音楽の創作と演奏を称賛に価する北欧の音楽家に与えられる最高峰の栄誉賞です。「ワンウーマン・オーケストラ」が国際的に評価されました。審査員から、たった一人で技術的のみならず芸術的にも多彩であること。伝統歌の深い解釈が社会的課題の描写をしているにも関わらず、慰めや希望を与えている。等々絶賛の受賞理由が寄せらてれいます。
掲載記事 ▶ こちら

 
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Photographer:Magnus Fröderberg, norden.org

映像 Movie

世界を代表するマルチ楽器奏者。

たった一人の人間から発せられる、最少編成にして最大のオーケストレーション。

プロフィール Profile

マイヤ・カウハネンは、フィンランドのカンテレ奏者であり、歌手、多楽器奏者、才能ある作曲家兼作詞家です。彼女はカリスマ的なパフォーマンスと魅惑的なステージプレゼンスで知られています。ソロアーティストとして、彼女は自作の音楽を、カンテレ、パーカッションを同時に演奏しながら歌う「ワンウーマン・オーケストラ」として演奏しています。
彼女がソロで演奏する音楽は全て自作曲ですが、その基盤はフィンランドの伝統音楽に深く根ざしています。多彩な歌声とカンテレ演奏を織り交ぜ、ポリリズムやオーガニックなパーカッションのビートを使用して、彼女は独特な映画的なサウンドスケープと引き込まれるグルーヴを作り出します。
過去数年間、マイヤはヨーロッパ、アジア、アメリカの30カ国以上をソロでツアーしてきました。また、いくつかの権威ある音楽賞を受賞しています。最新の国際的な表彰として、2023年にNordic Council Music Prizeを受賞しました。2023年秋のツアーはアゾレス諸島、日本、ラトビアなどにも及びます。2024年には、フィンランド音楽協議会からの資金援助を受けてソロ音楽活動を続ける予定です。彼女の今後の計画には、Maria Kalaniemi、Hugh Sheehan、Kalle Vainioといったアーティストとのコラボレーションプロジェクトや、エレクトロ・フォークアンサンブルOkra Playgroundとのツアーが含まれています。

<受賞歴 (一部)>
2023 The Nordic Council Music Prize (ノルディック カウンシル音楽賞)
2023 Performer of the Year Award, Kantele Gala(カンテレ・ガラ、最優秀パフォーマー賞) 
2018 Emma Award, The Best Ethno Album (エマ賞 ベスト民族アルバム) 
2018 Kantele of the Year 2017 Award, Kantele Association(カンテレ協会 カンテレ・オブ・ザ・イヤー)
2017 Newcomer of the Year Award, Finnish Ethno Gala (フィンランド民族ガラ、新人賞)

<活動歴 (一部)>
アジア、アメリカ、ヨーロッパの 30 か国以上で演奏。

英国の「Celtic Connections」「FOCUS Wales」「WOMAD」
カナダの「Folk Alliance International」
コロンビアの「Il Festival de Musicas del Mundo」
スペインの 「Festival Etnosur」
スイスの「Locarno Folk」 「Hudba Sveta Zilina」
スロバキア、スウェーデン、デンマーク、香港など多くの主要なフェスティバルに招待

楽器 Instrumental

フィンランドの伝統楽器「カンテレ」 | パーカッション | ヴォーカル

 

マイヤは、ルーパーの助けを借りずに、すべての楽器を演奏し、同時に歌う能力で知られています。彼女は他の楽器を巧みに演奏しながら、どの楽器でも即興演奏することができます。この自由とスキルで曲を気まぐれに変えることが、聴衆や同僚のミュージシャンを驚かせています。常に技術的な挑戦のために演奏に想像力を使う必要がありました。彼女は使用可能な指が9本しかないためです。1歳の時の事故で左の小指を失ったため、子供の頃はほとんどの他の楽器を演奏することが不可能でした。これが彼女に新しい演奏方法を常に開発するインスピレーションを与えています。

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自己流のパーカッショニスト

2009年にヘルシンキのシベリウス音楽院で学んでいる間に、ソロセットにパーカッション楽器を追加しました。彼女は主に自己流のパーカッショニストで、他のアーティストのライブパフォーマンスからパーカッションのインスピレーションを得ています。彼女が使用する楽器は世界中のさまざまな部分から集められ、それぞれ独自の物語を持っています。彼女のパーカッションセットの基盤はキックドラム、さまざまなシェイカー、シンバル、風鈴で構成されています。セットへの最新の追加は、フリーマーケットから集めたエナメルの鍋やボウル、銀の皿、金属製のマフィン型、トレイ、さまざまなキッチン用具です。

 

カンテレ - フィンランドの弦楽器

5弦のカンテレからフルクロマチックの39弦コンサートカンテレまで、さまざまなサイズとモデルのフィンランドのカンテレを演奏します。彼女のメインの楽器は、7本の低音弦と16本のメロディ弦を持つ23弦のサーリヤルヴィカンテレです。カンテレの演奏におけるMaijaの主なインスピレーションは、フィンランドとカレリアの農村音楽の伝統で、これらは彼女の音楽にシームレスに統合されています。彼女は小さな木製のピックを使用して、古くて珍しい伝統的な演奏技法でサーリヤルヴィカンテレを演奏します。

 

マイヤのオリジナルカンテレ

マイヤのカンテレは、彼女の父である楽器製作家のカリ・カウハネンによって製作されています。カリが楽器製作へのインスピレーションを得たのは、1990年代初頭にMaijaと彼女の兄弟たちが幼い頃に音楽を始めた時でした。マイヤとカリは、南フィンランドのヤルヴェンパーにあるの幼少期に過ごしたの家で、共にカンテレの新しいモデルのイノベーション、設計、製作を行っています。これらの楽器は最高品質で、常にミュージシャンのニーズを念頭に置いて製作されています。

ディスコグラフィー  Discography

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2023年12月9日(土) 日本盤リリース

「過去 MENNEET / マイア・カウハネン」

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全8曲   2,500円(税込)


 

マイヤ・カウハネン ソロ2アルバム「過去 Menneet」。

このアルバムは、勇気について、意義深い出会いについて、個人の空間と自分の境界を見ることについて語っています。自由であることを妨げ、私たちを引き留めるものについて、夢を追い求めたり、楽しむことを妨げるものに直面し、対処することについてです。全曲マイヤが完全ソロで、ボーカル、カンテレ、パーカッションを演奏。

インタビュー  Interview

▣カンテレの演奏を始めたきっかけや、アーティストとして音楽を生み出す動機はありますか?

幼い頃からずっとカンテレを弾いてきました。1歳のときに事故で小指を失ったのですが、両親はカンテレを演奏する際に小指がそこまで重要ではないことに気付き、カンテレを始めることを勧めてくれました。

作曲に関しては自分自身から湧き出る楽曲を制作してきました。ミュージシャンとしてアーティストとして生きること。このライフスタイルをとても楽しんでいます。

即興演奏、ビート、グルーヴ、ポリリズム、音の世界、それらを愛することこそ私がソロアーティストとして音楽を作るためのインスピレーションとなっています。カンテレ、パーカッション、異なる声や音の響きに多くの影響を受けています。

 

▣あなたにとって音楽とはー

自分が心地よく過ごすために私は音楽を続けなければなりません(笑)

音楽には様々な感情が詰まっており、演奏家としては挑戦、アイデア、インスピレーション、創造性を意味します。私はほとんど毎日即興演奏しています。それは練習と言うより、単に楽器演奏が好きで音楽を楽しむためです。ツアーに入ると音楽は出会いやコミュニケーション、共有の場を提供してくれ、コンサートはお客さんと一緒に音楽の旅を共に創り上げるものです。

自宅には約20種類の異なるカンテレがあります。5本の弦から39本の弦までさまざまなカンテレを持っています。そのほとんどを私の父、Kari Kauhanen(カリ・カウハネン)が製作しました。

カンテレそれぞれがそれぞれの音を持ち、私が弾いて出したい音とは異なる反応(音)で返って来ることがほとんどです。

カンテレは非常に多目的で、良い意味で変化していく楽器だと思っています。

この楽器はさまざまな奏法で演奏でき、あらゆる音楽ジャンルで使用できます。

カンテレは私の音楽を生み出すツールです。私はマルチ楽器奏者でもあり、他の多くの楽器も演奏するため、他の楽器とカンテレの音が絶妙にマッチする新しいことを常に試みています。

カンテレは2000年の歴史があり、フィンランドの民族楽器と言われていますが、私にとってカンテレ演奏が好きな理由は、カンテレが今もなお時間とともに変化し続けているからなのです。そして、これからも新しい可能性がまだたくさんあると考えています!

 

▣あなたの曲と演奏スタイルは、フィンランド語が分からない日本人にとっても非常に魅力的です。

歌詞の内容が分からない人々に演奏する際に気をつけていることはありますか?

良い質問ですね! 私は世界中どこへ行っても、いつもフィンランド語で自分の音楽と歌詞を歌ってきました。歌っている物語と音楽がどのように一致するか、もしくは歌詞がない曲では私が思い描く絵や風景、感情がどのように伝わるかを考えて演奏しています。

私は曲のストーリーをステージ上では英語で話し、お客様と共有し、歌詞に共感できるようにしていますが、同時に歌詞を理解しなくてもつながれるように楽曲や歌を構築しています。これは私にとって重要な役割、目標です。

また、歌詞ばかり追うのではなく、音楽にフォーカスして聴いて頂くと想像力をより膨らませることが出来るのはではないでしょうか。

私自身、音楽を聴いているとき歌詞よりも音楽を感じながら聴くことが多いです。

▣あなたのステージ衣装やMVはとても魅力的です。どのように衣装や映像のコンセプトを決めているのですか?

私はいつも自分のアイデアや直感に従っています。 いつもアイデアが浮かんだら、それをできるだけ早く実現したいと思っています。

特にMVの制作時にはそうです。視覚的な面で試行錯誤するのは大好きで、衣装やイヤリング、父と一緒に新しいカンテレを作って着色する際の色など... 私にとって、衣装も曲の物語を語り、その曲やステージの意味、象徴をも表しています。

また、客席からはとてもきらびやかに見えると思います(笑)

私は音楽の世界と視覚芸術の体験を一緒に創り上げるのが大好きで、今後はこれをますます発展させたいと思っています。

▣今回の日本ツアーでの見どころやアピールポイントはありますか?

何もかもを考えています! 日本に再び行けることに本当にワクワクしています。

食べ物、人々、会場...もちろん様々なお客様と自分の音楽をシェア出来ることを本当に楽しみにしています!

▣日本の印象はー

日本が大好きです!これまで5回程来日経験があります。

最初は16歳のときにシベリウス音楽高等学校の合唱団で歌ったときでした。

日本の家庭にホームステイし日本に恋をしました。日本の食べ物(寿司、刺身、海苔など)が好きで、東京の眠らない大都会の雰囲気も好きです。そして出会ったすべての人々はいつもとても親切でした!将来、作曲家として日本に6か月程間滞在したいという秘密の夢があります(笑)  それがいつ実現するかはわかりませんが、日本の色々な地域にも訪れ、美しい自然を感じたいと思っています。 そして日本には沢山のカンテレ演奏家がいることにもびっくりしています!

▣フィンランドと日本の共通点ー

フィンランド人と日本人は非常に似ていると本当に感じます。どういうわけか、私たちは海を隔てているにも関わらずとても分かり合えています! なんとなく、私たちは似た性格と気質を持っていると思います。

私には多くの日本の友人がおり、このツアーの後さらに友達が増えることを願っています。

▣日本のファンの皆さん、お客様に何かひとこと

Konnichiwa! 今回、私自身、初めてとなるソロでの日本ツアーです。 是非コンサートに、私に会いに来て下さい!

コンサート後に皆さんと少し?お話しできることを願っています。 私は日本が大好きです!

これからも来日出来る回数を増やせるよう頑張ります!

 

▣将来の夢や目標を教えてください。

現在3枚目のソロアルバムの制作を開始し、直近の重要な目標はそれを仕上げることです。そして世界中をツアーし続けることです。現在、音楽、ビデオアート、照明アートを組み合わせたビジュアルソロパフォーマンスを制作しています。これは理想的なコンサートショーを創り上げる次のステップでもあります。このプロジェクトでは、世界中の美術館や多芸術のイベントとしてツアーを組み、人々に多種多様な体験を提供したいと思っています。」

また、海外で暮らし、例えばフランスのパリ、日本、デンマークのフェロー諸島で制作活動を行いたいと思っています。異なる国のアーティストとのコラボレーションも行いたいです。」

その他、私の父とカンテレ製作の仕事では、新たな楽器やカンテレを開発し続けたいです。次の目標は、吹奏楽器(民族楽器の笛や山羊の角笛)を他の楽器と一緒に演奏出来るようソロセットに入れることです。父と一緒にそれらの笛や打楽器も練習、探求、製作し、新しい音楽を生み出していきたいですね!

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