
ナムガル NAMGAR
南シベリア発。伝統×ジャズ×アートロック、唯一無二の声!
来日公演 Japan in KOBE
■兵庫 神戸公演
❖日にち : 2026年2月3日(火)
❖時 間 : Open 18:30 / Start 19:00
❖会 場 : 神戸 100BANホール
兵庫県神戸市中央区江戸町100▶ アクセス
❖料 金 : 全席指定
一般 4,000円 / 高校生以下 1,000円
❖一般発売 : 12/1 発売 ▶ こちら
❖お問合せ : Harmony Fields TEL.0798-55-9833
プロフィール Profile
NAMGARは、ブリヤートとモンゴルの伝統音楽をルーツに、ポップス、ジャズ、フォーク、アンビエント、アートロックなど多様な要素を融合させた、国際的なエスノ・コレクティヴ。そのサウンドはどのジャンルにも属さず、まさに“唯一無二”。
リーダーであるナムガル・ラスァラノワの声は、幼子のように無邪気な響きから、大地を揺らすような壮大な歌声まで、瞬く間に変幻する。ナムガルのヴォーカルは、聴く者を圧倒し魅了する。2010年以降、世界各地で精力的にツアーを行っている。
■ 世界を舞台に響く南シベリアの声
2003年、モスクワでのデビューアルバム以来、これまでに6枚のアルバムを発表。
2021年リリースの最新作『Nayan Navaa』は、国際音楽チャート「Transglobal World Music Chart」でトップに輝き、Songlines誌「ベスト・アジアン・アルバム2021」にも選出された。ラジオやオンラインメディア、各国の音楽誌からも高い評価を得ている。NAMGARは、香港芸術祭、オスロ音楽祭、ドイツ・Fusion Festival、バンクーバー・フォークフェスティバル、マレーシア・レインフォレスト・ワールドミュージック、ケネディ・センターでの単独公演など、世界各地の名だたるフェスティバルに出演。カナダ、日本、ノルウェー、イギリス、中国、韓国、フランス、ドイツなどを巡り、その圧倒的なステージで観客を魅了してきた。
■ 国境を越えた音の共鳴
ドイツの音楽家マルクス・ロイターとのコラボレーションによるアルバム『The Dawn of the Foremothers』では、ステップ(大草原)の広がりを感じさせる壮大なサウンドスケープを創出。また、ノルウェーの名ジャズミュージシャンたちと制作した『Nordic Namgar』(2014)は、北欧と南シベリアの音世界が出会う意欲作となった。さらに、作曲家アレクセイ・アイギの招きで映画音楽にも参加。ナムガルの声と民族楽器の響きは、いくつもの作品に刻まれている。
■ 古代から受け継ぐ、魂のメロディ
NAMGARの音楽の源は、ラスァラノワの祖父母や父が彼女に歌い聞かせた、南シベリアの伝承歌。旋律は新しくアレンジされても、歌に込められた物語。古代モンゴルの英雄や戦士、馬、そして神話の記憶は、今も息づいている。彼女の深く真摯な歌声と、民族音楽への敬意、そして時代を超えて響く創造性。それがNAMGARを、ブリヤート=モンゴル音楽の唯一無二の継承者として際立たせている。
<NAMGR Official>
メンバー Member

ナムガル・ルハサラノワ
ヴォーカル/ヤタガ/口琴
Namgar Lkhasaranova

エフゲニー・ゾロタリョーフ
チャンザ/ベース/コーラス
Eugenii Zolotarev

ティムール・ゾロタリョーフ
ギター/コーラス
Timur Zolotarev
映像 Movie
インタビュー Interviews & Articles
【Interview】 by Ryuji Noda
"シベリアの草原の民に伝わる伝統歌の精神を、現代に届ける"
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【Interview】 by 松山晋也
"神秘の国ブリヤート共和国からやってきた民謡歌手ナムガル"
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ヘッセン放送 (ARD「Musik grenzenlos」2021)
最新アルバム『Nayan Navaa』には、伝統的なシャーマンの喉歌から、モダンなロックやジャズまで、幅広い音楽が詰まっている。その中心にいるのは、モンゴルのビョークとも称される歌手、ナムガル・ラスァラノワだ。
Songlines誌(2021年/マイケル・オーミストン評)
アルバム全体を通して数多くのハイライトがあるが、特に感動的なのは、ナムガルの圧倒的な歌声がモンゴルのロングソング・スタイルで高らかに響く「Urda Uula(南の山)」と、父とのデュエットによる「Zakhyaa Duun(父の歌)」だ。伝統と現代を見事に融合させたアレンジと高い音楽性を持つこの作品は、サインホー・ナムチラクやザ・フーに匹敵する完成度を誇る。
The Hindu(2021年)
ナムガル・ラスァラノワが故郷の歌を歌うとき、その声は広がり続ける。その響きは、彼女の歌が受け継ぐブリヤート=モンゴルの伝統のように、果てしない草原を渡っていくのが容易に想像できる。しかし、彼女が仲間と共に奏でる音楽は、ルーツを越えて広がっている。ナムガルはこう語る。
「私たちは、それぞれ異なるルーツを持つ“国際的な家族”です。私は遠い村の出身で、羊飼いの娘として民謡に囲まれて育ちました。一方、夫のエフゲニーは街の生まれで、ビートルズやロックに親しんで育ちました。生まれも育ちもまったく違う私たちですが、いつの間にか同じチームになっていたのです。」
Salmon Arm Observer(マーサ・ウィケット評)
彼女の声の力強さ、エネルギー、そして驚異的な音域は、言葉や言語の枠を超えて観客を魅了する。聴く者をシベリア、そしてチンギス・ハーンとモンゴル帝国へと遡るブリヤート民族の世界へと誘うのだ。
Festival Review(カナダ公演評)
フェスティバルの歴史の中でも最も知られていないバンドのひとつかもしれないが、ナムガルは首都の観客にも温かく迎えられた。その前夜、バンクーバーでの公演では、持っていたCDがすべて完売したという。
ディスコグラフィー Discography

NEW RELEASE
NAYAN NAVAA / NAMGAR (2021)
「Nayan Navaa(ナヤン・ナヴァー)」は、南シベリア・ブリヤートの伝承歌を新たな形で甦らせたNAMGARの最新作。ポップス、ジャズ、ロック、アンビエントを織り交ぜた音世界で息づく。遊牧の文化をルーツに持ちながらも、国境も時代も越えてる魂のエスノ・アルバム。

日本盤
ステップの遊牧民 / ナムガル (2014)
来日ツアーに合せて2008年作(Nomad)と2013年作(The Dawn of the Foremothers)の2アルバムから12曲を選曲した日本独自編集盤。
ベスト盤。

Nordic Namgar / TURAN (2014)
北欧先住民サーミのフェスティバル Riddu Riđđuへの出演をきっかけに出会ったノルウェーのジャズ・ミュージシャンたちと生み出したコラボレーション・アルバム。プロデューサーは Ole Jørn Myklebust。

The Dawn of the Foremothers
(2013)

Nomad (2008)









